法人向けレンタルサーバーでおすすめはどこだろうと悩んでいる人も多いと思います。
この記事では、法人向けレンタルサーバーのおすすめについて詳しく解説していきます。
- 法人向けレンタルサーバーの選び方
- 法人向けレンタルサーバーおすすめ10選
- 法人・個人向けレンタルサーバーの違い
- 法人向けレンタルサーバーの相場
CONTENTS
- 1 法人向けレンタルサーバーとは?
- 2 法人向けレンタルサーバーを選ぶ7つのポイント
- 3 法人向けレンタルサーバーを利用するメリット・デメリット
- 4 法人向けレンタルサーバーおすすめ10選
- 4.1 サーバー負荷耐性に優れる「Xserverビジネス」
- 4.2 リソース保証で快適な環境を実現「シン・レンタルサーバー ビジネスプラン」
- 4.3 稼働率99.99%以上の安定性「ConoHa WING ビジネスプラン」
- 4.4 価格・機能性のコストパフォーマンスが良い「さくらのレンタルサーバ ビジネスプラン」
- 4.5 大容量・高速で安定性に優れる「CPIレンタルサーバー(KDDIグループ)」
- 4.6 技術的なサポートも任せられる「iCLUST+」
- 4.7 バックアップ機能とサポート体制が魅力の「カゴヤ・ジャパン」
- 4.8 低価格で無料ドメインも取得可能「ロリポップ」
- 4.9 維持費を抑えて必要十分な機能が提供される「コアサーバー」
- 4.10 機能性・安定性どちらも優れる「ABLENETレンタルサーバー」
- 5 法人向けレンタルサーバーを契約する流れ
- 6 個人・法人向けレンタルサーバーの違い
- 7 法人向けおすすめレンタルサーバーのよくある質問
法人向けレンタルサーバーとは?
法人向けレンタルサーバーは、企業のウェブサイトやメールシステムを運用するための専用サーバーサービスです。
高セキュリティ、安定性、拡張性が特徴で、ビジネス用途に最適化されています。
個人向けレンタルサーバーと比較すると、以下のような特徴があります。
項目 | 個人向け | 法人向け |
---|---|---|
価格帯 | 月額500〜1,000円程度 | 月額2,000〜5,000円程度 |
セキュリティ | 基本的なセキュリティ機能(共有ファイアウォール、基本的なウイルス対策など) | より高度なセキュリティ対策(専用ファイアウォール、不正アクセス検知システム、定期的なセキュリティ監査など) |
障害対策 | 基本的な復旧機能を提供、追加対策が推奨される | サーバー分散構成など、各社で充実した障害対策が施されている |
バックアップ | 基本的なバックアップ機能、比較的復旧時間が長い | 定期的なバックアップが標準で提供されることが多い |
サポート | 24時間365日対応などはサーバーによる | 24時間365日対応など、手厚いサポートが基本 |
月額500〜1,000円のレンタルサーバーでも法人利用は可能ですが、法人向けサーバーはより高スペック、高セキュリティ、充実したバックアップなど、ビジネスの安定稼働を重視していることがほとんどです。
法人向けレンタルサーバーは、法人ホームページ、会員サイト、ECサイトなど、様々なビジネス用途に適しています。
企業規模や運用するウェブサービスの特性に応じて、最適なプランを選択することが重要です。
法人向けレンタルサーバーを選ぶ7つのポイント
法人向けレンタルサーバーを選ぶ際は、以下の7つのポイントを押さえることが重要です。
- 万全なセキュリティ対策が施されている
- 手厚いサポートが受けられる
- ストレージ容量が用途にマッチする
- 稼働率が高く安定性に優れる
- 大規模サイトなら専用サーバー
- コストを抑えたい場合は共用サーバー
- 専門知識・スキルがある場合はVPSサーバー
詳しく解説していきます。
万全なセキュリティ対策が施されている
法人向けレンタルサーバーを選ぶ7つのポイント1つ目は、以下のようなセキュリティ対策が施されているかどうかという点です。
- ファイアウォール
- ウイルス対策
- 不正アクセス防止など
複数の防御システムが整っているサーバーを選びましょう。
手厚いサポートが受けられる
法人向けレンタルサーバーを選ぶ7つのポイントには、手厚いサポートが受けられるかも挙げられます。
以下のようなビジネスを止めない体制が整っているかを確認しましょう。
- 障害発生時の迅速な対応
- 専門的な質問への対応
- 24時間365日対応の技術サポート
ストレージ容量が用途にマッチする
法人向けレンタルサーバーを選ぶ7つのポイントとして、ストレージ容量が用途にマッチするかも大切です。
法人向けレンタルサーバーのストレージ容量は、ビジネスの規模や目的に応じて選択しましょう。
以下に、用途別のストレージ容量の目安をまとめました。
- 小規模企業向け(従業員50名以下):50GB程度
- メールとウェブサイト運用:80GB〜100GB
- オンラインショップ運営:100GB以上
- 大規模ビジネス、ハイスペックサイト:200GB以上
稼働率が高く安定性に優れる
法人向けレンタルサーバーを選ぶ7つのポイントの4つ目は、稼働率が高く安定性に優れているかです。
法人向けレンタルサーバーは、高い稼働率と安定性が求められます。99.9%以上の稼働率を保証しているサービスを選び、ビジネスの継続性を確保しましょう。
大規模サイトなら専用サーバー
法人向けレンタルサーバーを選ぶ7つのポイントとして、大規模サイトなら専用サーバーも検討する必要があります。
大規模なウェブサイトを運用する場合は、専用サーバーの利用がおすすめです。リソースを占有できるため、高いパフォーマンスと安定性が期待できます。
コストを抑えたい場合は共用サーバー
法人向けレンタルサーバーを選ぶ7つのポイント6つ目として、コストを抑えたい場合は共用サーバーも選択肢に入れましょう。
複数のユーザーでレンタルサーバーを共有するため、比較的低コストで利用できます。
専門知識・スキルがある場合はVPSサーバー
法人向けレンタルサーバーを選ぶ7つのポイントの最後は、専門知識・スキルがある場合はVPSサーバーを検討することです。
IT部門や専門知識を持つスタッフがいる企業では、VPSサーバーを利用することで、カスタマイズ性が高く、柔軟な運用が可能です。
法人向けレンタルサーバーを利用するメリット・デメリット
法人向けレンタルサーバーには、様々なメリットとデメリットがあります。
以下で詳しく解説します。
メリット
法人向けレンタルサーバーを利用するメリットは次の通りです。
- 初期投資を抑えられる
- 専門的な知識がなくても運用可能
- セキュリティ対策が充実
- 安定した運用が期待できる
- スケーラビリティが高い
以上のようなメリットにより、多くの企業がレンタルサーバーを選択しています。
デメリット
法人向けレンタルサーバーにはデメリットもあります。
- カスタマイズ性に制限がある
- 他のユーザーの影響を受ける可能性(共用サーバーの場合)
- 長期的にはコストが高くなる可能性
- データの管理を外部に委ねることになる
法人向けレンタルサーバーのデメリットを考慮し、自社のニーズに合うかどうかを判断しましょう。
法人向けレンタルサーバーおすすめ10選
法人向けレンタルサーバーのおすすめ10選を紹介します。
- サーバー負荷耐性に優れる「Xserverビジネス」
- リソース保証で快適な環境を実現「シン・レンタルサーバー ビジネスプラン」
- 稼働率99.99%以上の安定性「ConoHa WING ビジネスプラン」
- 価格・機能性のコストパフォーマンスが良い「さくらのレンタルサーバ ビジネスプラン」
- 大容量・高速で安定性に優れる「CPIレンタルサーバー(KDDIグループ)」
- 技術的なサポートも任せられる「iCLUST+」
- バックアップ機能とサポート体制が魅力の「カゴヤ・ジャパン」
- 低価格で無料ドメインも取得可能「ロリポップ」
- 維持費を抑えて必要十分な機能が提供される「コアサーバー」
- 機能性・安定性どちらも優れる「ABLENETレンタルサーバー」
各サービスの特徴を解説します。
サーバー負荷耐性に優れる「Xserverビジネス」
法人向けレンタルサーバーおすすめ10選の1つ目は、「Xserverビジネス」です。
Xserverビジネスは、高い負荷耐性と安定性が特徴で、大規模サイトの運用に適しており、24時間365日の監視体制で安心して利用できるレンタルサーバーの一つです。
リソース保証で快適な環境を実現「シン・レンタルサーバー ビジネスプラン」
法人向けレンタルサーバーおすすめ10選には、「シン・レンタルサーバー ビジネスプラン」も挙げられます。
シン・レンタルサーバーのビジネスプランは、リソース保証型のサービスで、CPUやメモリの使用量が保証されているため、安定したパフォーマンス維持が特徴です。
稼働率99.99%以上の安定性「ConoHa WING ビジネスプラン」
法人向けレンタルサーバーおすすめ10選の3つ目は、「ConoHa WING ビジネスプラン」です。
ConoHa WINGのビジネスプランは、高い稼働率を誇るサービスです。また、直感的な操作性と柔軟なカスタマイズ性も魅力です。
価格・機能性のコストパフォーマンスが良い「さくらのレンタルサーバ ビジネスプラン」
法人向けレンタルサーバーおすすめ10選として、「さくらのレンタルサーバ ビジネスプラン」も人気です。
さくらのレンタルサーバビジネスプランは、リーズナブルな価格設定ながら、安定性と拡張性のバランスが取れたサービスです。
大容量・高速で安定性に優れる「CPIレンタルサーバー(KDDIグループ)」
法人向けレンタルサーバーおすすめ10選の5つ目は、「CPIレンタルサーバー(KDDIグループ)」です。
CPIレンタルサーバーは、大容量ストレージと高速性能が特徴です。安定したネットワーク環境と、信頼性の高いインフラを提供しています。
技術的なサポートも任せられる「iCLUST+」
法人向けレンタルサーバーおすすめ10選の6つ目には、「iCLUST+」が挙げられます。
iCLUST+は、専門知識を持つスタッフによる手厚いサポート体制が整っており、複雑な構成や運用にも対応可能です。
バックアップ機能とサポート体制が魅力の「カゴヤ・ジャパン」
法人向けレンタルサーバーおすすめ10選には、「カゴヤ・ジャパン」もあります。
カゴヤ・ジャパンは、日次・週次のバックアップ機能により、データ損失のリスクを最小限に抑え、専門性の高いサポートチームがトラブル解決をサポートします。
低価格で無料ドメインも取得可能「ロリポップ」
法人向けレンタルサーバーおすすめ10選の7つ目は、「ロリポップ」です。
ロリポップは、比較的低価格でありながら、無料でドメインが取得できるなど、初期コストを抑えられるのが特徴です。
維持費を抑えて必要十分な機能が提供される「コアサーバー」
法人向けレンタルサーバーおすすめ10選には、「コアサーバー」も挙げられます。
コアサーバーは、基本的な機能は網羅しており、コストパフォーマンスを重視する法人に適しています。
機能性・安定性どちらも優れる「ABLENETレンタルサーバー」
法人向けレンタルサーバーおすすめ10選の最後は、「ABLENETレンタルサーバー」です。
ABLENETレンタルサーバーは、豊富な機能を提供しながら多様なビジネスニーズに対応可能で、柔軟な運用ができるサービスです。
法人向けレンタルサーバーを契約する流れ
法人向けレンタルサーバーを契約する際の一般的な流れを解説します。
- 用途・目的に合うレンタルサーバーを選ぶ
- レンタルサーバーを申し込む
- 独自ドメインの取得
- サーバーとドメインを紐づけ
- ウェブサイト制作
- SSL化を設定
- ウェブサイト公開
では詳しく解説します。
①用途・目的に合うレンタルサーバーを選ぶ
法人向けレンタルサーバーを契約する流れのまず1つ目は、用途・目的に合うレンタルサーバーを選ぶことです。
法人向けレンタルサーバーを選ぶ際は、まず自社の用途と目的を明確にしましょう。
ウェブサイトの規模、必要な機能、予算などを考慮し、最適なサービスを選択します。
②レンタルサーバーを申し込む
法人向けレンタルサーバーを契約する流れとして次のステップは、レンタルサーバーを申し込むことです。
レンタルサーバーを選んだら、公式サイトから申し込みを行います。
利用規約をよく確認してから必要な情報を入力し、契約プランを選択します。
③独自ドメインの取得
法人向けレンタルサーバーを契約する流れの3つ目は、独自ドメインの取得です。
法人向けレンタルサーバーで、「.co」「.jp」などのドメインを取得することで、日本の法人であることを示せます。
④サーバーとドメインを紐づけ
法人向けレンタルサーバーを契約する流れには、サーバーとドメインを紐づけも挙げられます。
独自ドメインを取得したら、サーバーとドメインを紐づけます。自動で行われますが、手動で設定が必要な場合もあります。
⑤ウェブサイト制作
法人向けレンタルサーバーを契約する流れの5つ目は、ウェブサイト制作です。
レンタルサーバーとドメインの準備が整ったら、WordPressなどのCMSや、HTMLファイルなどでウェブサイト制作しましょう。
⑥SSL化を設定
法人向けレンタルサーバーを契約する流れとして、SSL化の設定も大切です。
ウェブサイトのセキュリティを高めるため、SSL証明書を設定しましょう。
⑦ウェブサイト公開
法人向けレンタルサーバーを契約する流れの最後は、ウェブサイト公開です。
ウェブサイト公開前に、各ページの表示確認やリンクのチェックを行いましょう。
また、社内での最終確認も忘れずに行ってください。
個人・法人向けレンタルサーバーの違い
個人・法人向けレンタルサーバーには、いくつかの違いがあります。
- 契約ユーザー
- セキュリティ対策
- 料金
- 機能性
- 安定性
- サポート内容
では主な違いを解説します。
契約ユーザー
個人・法人向けレンタルサーバーの違いの1つ目は、契約ユーザーです。
法人向けレンタルサーバーは、企業や団体が主な契約者ですが、個人向けは個人ブロガーや小規模サイト運営者が中心です。
法人向けはビジネス利用を前提とした機能やサポートが充実しています。
セキュリティ対策
個人・法人向けレンタルサーバーの違いには、セキュリティ対策も挙げられます。
個人向けよりも法人向けレンタルサーバーは、以下のような高度なセキュリティ対策が施されているサービスが多いです。
- ファイアウォール
- 不正アクセス検知
- ウイルス対策など
料金
個人・法人向けレンタルサーバーの違い3つ目は、料金です。
法人向けレンタルサーバーは高性能な機器や専門的なサポート、セキュリティ対策などのコストが反映されているため個人向けに比べて一般的に料金が高めです。
機能性
個人・法人向けレンタルサーバーの違いには、機能性もあります。
個人向けと違い法人向けレンタルサーバーは、以下のようなビジネス用途に特化した機能が充実しています。
- 大容量のストレージ
- 高速なCPU
- 多数のデータベース
自社の求める機能に合ったレンタルサーバーを選ぶことが大切です。
安定性
個人・法人向けレンタルサーバーの違い5つ目は、安定性です。
法人向けレンタルサーバーは個人向けに比べ、より安定性や信頼性の高いサービスを提供しています。
法人向けレンタルサーバーは、99.9%以上の稼働率保証や、冗長化されたシステム構成により、ビジネスの継続性を確保します。
サポート内容
個人・法人向けレンタルサーバーの違いには、サポート内容もあります。
法人向けレンタルサーバーは、個人向けよりも技術サポートや、専任の担当者によるサポートなど、迅速なサポート体制が整っています。
法人向けおすすめレンタルサーバーのよくある質問
法人向けレンタルサーバーについて、よくある質問とその回答を解説します。
中小企業はどんなレンタルサーバーを選ぶべき?
中小企業向けレンタルサーバーを選ぶ際は、以下のポイントを考慮しましょう。
- コストパフォーマンスの良さ
- 必要十分な機能と拡張性
- 信頼性の高いサポート体制
- セキュリティ対策の充実度
法人向けレンタルサーバーの月額料金相場は?
法人向けレンタルサーバーの月額料金相場は、サービスの種類や規模によって異なります。
一般的な相場は以下のとおりです。
- 共用サーバー(小〜中規模向け):1,000円〜3,000円/月
- VPSサーバー(中規模向け):3,000円〜10,000円/月
- 専用サーバー(大規模向け):10,000円〜100,000円/月
例えば、Xserverビジネスは月額1,800円から、ConoHa WINGビジネスプランは月額2,618円から利用可能です。
企業の規模や用途に応じて、適切なプランを選択することが重要です。
法人が無料のレンタルサーバーを使うリスクは?
法人が無料のレンタルサーバーを使用するリスクには、以下のようなものがあります。
- セキュリティ対策の不足
- 安定性や稼働率の低さ
- サポート体制の不十分さ
- 機能やリソースの制限
- 突然のサービス終了の可能性
ビジネスの継続性や信頼性に大きな影響を与える可能性があるため、法人利用の場合は有料の法人向けサービスを選択することをおすすめします。
法人向けレンタルサーバー契約時はドメインをどこで取得する?
法人向けレンタルサーバー契約時のドメイン取得には、以下の選択肢があります。
- レンタルサーバー会社で取得
- 別のドメイン登録業者で取得
- 既存のドメインを使用
多くの場合、レンタルサーバー会社でドメインを取得するのが便利です。
法人向けレンタルサーバーはメールも利用できる?
法人向けレンタルサーバーでは基本的にメールサービスも利用できます。
例えば、さくらのレンタルサーバビジネスプランでは、1アカウントあたり30GBのメールボックスを提供しています。
法人向けレンタルサーバーを選ぶ際は、メール機能の充実度も重要な選択基準の一つとなるため、企業の規模やメール利用状況に応じて、適切なサービスを選びましょう。